毛玉ふたつ

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猫二匹を中心にのんべんだらり。

セミントラについてまとめ

 

黒猫ルナが手術の際の血液検査で「慢性腎臓病」と診断されました。

個人的な整理という意味合いも兼ねて処方されて実際に使っている薬「セミントラ」についてまとめました。

 

 

猫の慢性腎臓病とは

血液をろ過して不純物を取り出し、尿を作る腎臓。その腎臓の機能がどんどん低下してしまうのが「慢性腎臓病」です。約7~8歳ごろからリスクが高まるといわれています。 この病気の進行度は以下の4つのステージに分けることができます。

 

  残っている腎臓の機能(約) 症状
ステージ1 ~33% 元気
ステージ2 32~25% 多飲多尿
ステージ3 24~10% 食欲低下、嘔吐、貧血、毛づやの低下、元気消失
ステージ4 10~5% 尿毒症などの末期症状

 

ルナはこの図でいうと「ステージ2」に当たります。

 

治療法について

失われた腎臓の機能というのは回復することはないそうなので、今後は今残っている機能を守っていくことになります。ステージ2だと診断されたルナの主な治療法は療法食と薬の服用になります。進行状況によっては、他にも輸液などの治療方法が必要な場合もあります。

 

今回、病院では二つの薬をおすすめしてもらいました。

 

セミントラ」「イパキチン」です。

 

セミントラは液体、イパキチンは粉末の薬になります。どちらもウェットフードなどの餌に混ぜてあげることができます。

 

ルナは、前に別件で貰った粉末の薬を与えた際、泡を吹いてしまった(これ、驚いたのですが薬の味などで拒否反応を起こして吐き出そうとしたみたいです)ので、粉末よりも液体の方が与えやすいのではないかということで、セミントラを処方してもらいました。

療法食はロイヤルカナンを購入しています。

セミントラを使ってみて

開封済みで申し訳ないですが、実物はこんな感じです。

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中身はこんな感じになります。

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シリンジにめもりがついているので、容器の穴にシリンジを指して、ひっくり返して、猫の体重と同じ数値まで吸い上げます。うちのルナは3.6kgなので3.5~3.7あたりまで。

 

飲ませる時は一度にビュッと入れてしまうより、2~3度に分けてあげると少しずつ飲み込んでくれるので、負担が少ないように思います。

 

今回、うちの猫には副作用はありませんでしたが、まれに嘔吐、軟便、下痢といった症状がみられる場合もあるそうです。

 

ちなみに、この薬、乾くとベッタベタになるので、零したりした際は水で濡らしたティッシュなどで拭きとったほうがよいです。猫ちゃんの毛についたまま放置してると、毛が固まってしまいます。

 

購入について

セミントラの値段は病院によって違うようですが、大体5000円ほどです。体重3.5kgのルナで一ヶ月ほどでなくなってしまうので、年間にして6万円ほどかかることになります。決して小さな出費ではありません。

 

調べたところ、ノミ対策の薬の購入でお世話になっている「うさパラ」というサイトでは約3500円で売られていました。

 

うさパラとは、2011年より、海外で販売されている動物用医薬品、ペットケア商品などを取り扱う個人輸入サイトになります。

ネットでの購入となると安全面で心配があると思います。うさパラに関しては、提携している現地出荷元が医薬品取扱ライセンス保有の大手ホールセラー(卸売業)なので、直接、商品を作っているメーカーから仕入れをしている出荷元になります。また、可能な限り商品を安く提供できるように個人輸入代行手数料、送料が無料となっています。

 

うさパラで買ったセミントラはこちら。メーカー元から仕入れた商品そのままなので、パッケージやラベル、説明書は英語表記になります。その為、病院で購入したものに付属している日本語の説明書などは保管しておくことをおすすめします。

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安全性もあり、安く購入できるうさパラですが、振込については少し注意が必要です。まず、現在「銀行振込」でしか振込が行えません。以前まではクレジットカードが使えたのですが、現在は使えなくなっています。 利用できる銀行は以下の2つになります。 

 

三菱UFJ銀行

楽天銀行

 

以上の銀行の口座を持っていない場合は開設する必要があります。手数料も自己負担となります。また、商品が届くのは入金が確認されてから7~10日ほどかかるので、早めの注文をおすすめします。

銀行振込の手間もありますが、病院で買うよりかなり安いですし、セミントラは使用期限が2年半ほどありますので買い置きしておくことも可能です。

 

今回紹介したセミントラやイパキチン、その他にも様々な商品を取り扱っているサイトですので、定期購入するようなものがあれば、レビューも載っているので検索をかけてみると良いと思います。

 

黒猫ルナの術後経過

随分ご無沙汰になってしまいました。猫ズ共々、元気にやってます。

 手術した後のルナのことを書いていなかったので、今回はそのことを。

 

 

1月末に診断を聞いて来たのですが、「アポクリン腺嚢胞(あぽくりんせんのうほう)」というものでした。

 

人間では、脇の下とか肛門周辺とか特定の部位に存在していて、

汗の分泌を行うのとは別に,細胞の一部が切れ落ちてその破片が汗の中に混じるという特有の分泌の仕方をするコトバンク

のだそうです。

 

腫瘍ではなく、ここに液体が溜まって膨らんでしまっていたんですね。命に関わるようなものではないそうなので、一安心です。

 

抜糸も終えた(糸は自然になくなるみたいでしたが、少し解けかけていたので抜糸してもらった)ので、口元が気になる感じもないようです。

 

ただ、腎臓には気を配らないといけません。現在は、「セミントラ」という飲み薬を一日に一回。ご飯は療法食の「ロイヤルカナン」をメインに飽きないように他のドライフードを混ぜたりしています。 このロイヤルカナンもモリモリ食べてくれているので、ありがたい。

 

よく寝て、よく遊んで過ごしております。今後も大きな病気にかかりませんように。

 

 

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座布団の下に顔をつっこんで遊んでいる

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チビも元気

 

 

手術から帰還


※ちょっと痛そうな写真あるので注意。





18日に手術に行っていたルナですが、病院で一泊して帰ってきました。


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縫ってるので痛そうに見えますが、本猫は意外とケロッとしてます。
糸は自然と溶けるそうです。歯石が溜まっててぐらついていた歯も抜歯してもらえました。


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前から見るとすっきり。

帰ってくるなり、気が立ってるのか元気なのか家をウロウロしては外に出たそうにしてましたが、外出は禁止。このまま完全室内飼いにできたら良いのですが……。

ご飯ももりもり食べてます。腎臓の件で試食で貰った「ロイヤルカナン」も好みみたいで食いつきが良いです。ついでにペットシーツ生活だったからとてもとてもおしっこ臭い。膝に乗ってくれるのは嬉しいのだけど……。

あとは病理検査の結果を待つのみです。一週間後に経過を見るためにまた病院に行かなきゃならないけど、勘弁してね。

黒猫ルナ、病院に行ってきました

一昨日、黒猫ルナの口の腫瘍の件で病院に行ってきました。


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寝てたのでベッドごと車に乗せられた


結果から言うと「手術は可能」ということでした。

エコーで見たところ、骨には食い込んでないみたい。でも、悪性だと侵食してる可能性もあるので、実際に手術してみるまでは分かりません。手術した後に病理検査をする必要があります。

手術するにあたって、麻酔をしても問題がないか血液検査もしてもらいました。ルナは気性が荒いとこがあるので、これは毎回なのですが、処置をする際はすごく怒る。前脚から採血しようとしてましたが、唸って振り切ろうとするので、後ろ脚の太ももから採血。


ルナを宥めつつ結果を待つ……。


検査してみると、腎臓機能が低下してました。去年の夏に他の病院で検査したときは特に何も言われてなかったのですが、機能としては3割ほどしか残ってないとのこと……。

腎臓が正常で元気な時を「ステージ1」として、ルナは現在「ステージ2」。多飲多尿になる時期だそうです。
これより機能が低下していくと、食欲がなくなったり、頻繁に嘔吐したり、元気がなくなっていくみたいです。


治療は食事療法から。

リン、タンパク質、ナトリウムなどを抑えた食事

にしなければならないみたいです。推奨してるドライフードの試食を貰えるような感じだったのですが、説明が続く内に貰いそびれてしまいました。再度、手術しに連れて行くのでその時に貰って、食べさせてみて検討しようと思います。

口臭が最近ひどかったのですが、それも腎臓の機能が低下したことが関係しているみたいです。飲み薬も貰ってきました。注射で口から飲ませるタイプ。とにかく、手術が無事に終われば、腎臓病に気をつけた生活を心掛けることが大切ですね。チビも近々、血液検査をしてもらおうと思ってます。


ひとまず、頑張ったね。お疲れ様。


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口の腫瘍

こんにちは。
いつ書こうか迷っていたのですが、うちの猫の健康状況について。黒猫のルナの方なのですが、唇に腫瘍のようなものができてます。ブログ開設前からできていたのですが、いきなり記事にするのもと思ったので少し間を置きました。


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初めはとても小さかったのですが、みるみるうちに大きくなっていきました。別件で病院に連れて行った際に尋ねたのですが、あまり良い反応を貰えませんでした。口元の腫瘍なので、手術なども難しい部分もあるのか、あまり積極的かつ具体的な処置は提案してもらえず……。時間的にも中々すぐに他の病院に連れて行くこともできなくて、申し訳ないです。

しかし、こんな類の腫瘍は手術してもらえるのか……。ネットで調べてみると口の腫瘍を切除した例はあるようなので、できないことはないようです。術後しばらくはご飯が食べれない状況になったりするのかな……。

本人は最初は口元を気にする素振りもありましたが、基本ご飯はたくさん食べ、走り回って遊ぶ元気はあります。でも、元気だからと安心しているわけにもいかない。急に体調を崩すかもしれないし、早く対策を打つことに越したことはないですよね……。

調べてみると、少し遠いですが口の腫瘍の手術実績がある病院や色んな動物を診察している大きい病院を見つけました。年も明けたので近々、父と連れて行ってみる予定です。良性腫瘍だとよいのですが……。

困ったときの猫頼み

これは私が中学生の時に体験した出来事です(※怪談話ではございません)。


季節は冬頃でした。学校から帰ってきた私は、玄関の前まで行くと、いつものように鍵を取り出そうとしました。
しかし、鞄の中に鍵はありません。制服のポケットにもありません。ここで私は気づきます。




( ゚д゚)<やべぇ、鍵忘れた。




車もなかったし、時間帯的に家に誰もいないのは明白。
駄目元でチャイムを鳴らしてみましたが、案の定だれも出てきません。
当時、携帯も持っていなかったため、連絡もできず(連絡できたところでどうにもならない)。


とりあえず、本当に誰もいないのか裏のガラス戸から確かめに行くことに。
不用心にも隙間が開いているカーテン。中を覗きますが、電気もついておらず、やはり誰もいない模様。


「帰ってくるまで待つしかない」と寒空の下で決心(歩いてスーパーとか行けばいいけど、多分めんどくさかった)。
その時、部屋の中にチビがいるのに気が付きました。暇だったので、ガラスをトントンと叩いてみると、「にゃあ」と近寄ってきます。


ガラス戸の前に置いていた父の手作りダンボールキャットタワーに飛び乗るチビ。出迎えてくれているのでしょうが、いかんせん中には入れません。


「何やってんだ、早く入ってこいよ」と言わんばかりに鳴いてきます。




( ゚д゚)<入れるもんなら入りてーよ。ここ開けてくれよ。




そんな気持ちで暇つぶしにガラス越しに指を動かして、チビがそれを目で追っかけているのを眺めてました。




その時




チビがガラス戸の鍵(クレセント錠というやつ)に片足をかけました。




Σ( ゚д゚)<お!?




これはチャンスかもしれない、と必死に鍵付近で指を高速移動。





( ゚д゚)ノシ<そこに!両足を!乗せろおおおおぉぉぉぉ!!




思いが通じたのか、鍵に乗せられるもう片足。









何ということでしょう。
その瞬間、重みで鍵が開いたのです。

神はいたのだ。




これが私が実際に体験した猫ミラクル話です。

ほんと色んな要因が重なってたんですけど。




・カーテンに隙間が空いてた
・猫がその部屋にいた
・キャットタワーがドアの近くにあった
・鍵の閉まりがゆるかった


こんなとこでしょうか。





結果

(; ゚д゚)<防犯的に不用心極まりないねーな!おい!!

って感じなので、皆さん気をつけてね。
出掛けるときは鍵をしっかりかけましょう。




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猫バンバン

※一部ショッキングな内容を含みますので、閲覧は自己責任でお願いします。念の為、該当部分は「※」で区切ってます。



家族間で話がでたので。
と、いうか最近、家の周りをうろついている黒猫ゴリちゃんが家の車の下から潜り込んでいました。

外を歩いていたので、眺めてたら車の下に入っていったので、覗きに行ってみると……いない。
四方から下を覗きこんでみても、いない。

「まさか、下から中に入ってるのでは……」と思い、ぐるっと一週、車体を叩いてみました。そして、また下を見てみると

いた。


うーん、やっぱり潜り込んでたのだろうか。
それとも影になってて見えなかっただけ?



その後しばらくして、父が車の底を棒でガチャガチャやってみると案の定出てきました。 


「あ、これは危ない」と思いました。


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十数年前ぐらいに一度、猫が同じように入り込んでいたことがありました。気付いてなかった為、エンジンをかけて出掛けてしまったので……気付いたのは数日後でした。
タイヤあたりの隙間から脚が見えていたらしく……。
ガソリンスタンドで対処して貰えたのですが、既に蛆が湧いていたそうです。

その頃は家族一同、車に野良猫が入り込むとは思ってもいませんでした。

その後は気をつけていたのですが、最近は確認を疎かにしてました。気をつけないとですね……。







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最近は「猫バンバン」といって、車に乗る前にボンネットなどを叩いて、猫が入っていないか確認する呼びかけも広がってますね。
一晩たってエンジンが冷えてしまえば猫もそうそう留まらないと思うのですが、一度エンジンをかけて再度運転する時などは特に注意ですね。

車内の目につく場所に注意書きをしておけば、確認を忘れずに済みそうです。

人間が作った文明の利器ですから、使う私達がしっかり注意していかないと。